低容量ピル・アフターピルの購入・処方・避妊についてまとめました

PMSの解消には一相性ピルがおすすめ

生理と、生理の始まる中間時期に腹痛を感じる人がいます。
排卵に伴う痛みで「排卵痛」と呼ばれるものです。
排卵の際、卵巣が破れることで、痛みが起こると言われています。ピルを服用すると、排卵しなくなるので、この「排卵痛」はなくなります。
また、生理が起きる数日前からイライラしたり落ち込んだりと、精神的に不調をきたす人もいます。
身体的にも、下腹部の痛みや腰痛、頭痛、乳房の痛み、肌のトラブルなどが起きる人もいます。
これらの症状を「月経前症候群(PMS)」と呼びます。

ピルを服用するとなぜPMSが改善するの?

PMSは排卵前後に生じるエストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)の量の急激な変化に起因していると考えられています。
まず、生理から排卵期まではエストロゲンが多く分泌され、心身ともに快調な状態が続きます。
しかし、排卵後はプロゲステロンが多く分泌されるようになり、そうすると不快な症状が出始めるのです。
ピルには2つの女性ホルモンが含まれており、直接女性ホルモンを摂取することで、体内での女性ホルモンを分泌が不要となり、
ホルモンバランスがフラットな状態となります。
これが、ピルを服用する事でPMSが改善される理由とされています。

ホルモン量が一定の「一相性ピル」がPMSには効果的

ピルには三相性・二相性・一相性という種類があります。
これは、ピルに含まれる女性ホルモンの配合量の違いによるものです。
一相性ピル(マーベロン・ヤーズ・ルナベルULD等)は、実薬全て、一定の割合のホルモン量が配合されています。
なので、三相性や二相性のピルよりもっと、体内の女性ホルモン量が21日間変化のないものとなり、よりPMSの改善に期待できます。
逆に三相性のピルは、通常の女性の体内で分泌される2種類の女性ホルモンと似せて配合を変えているため
PMSの改善を大きな目的としている人は、三相性ピルより、一相性ピルのほうがおすすめです。

マーベロン 製造販売元:オルガノン株式会社
日本で一番処方されている一相性ピル、マーベロン。一相性ピルは21錠全て成分の配合が同じなので、初心者でも生理日をずらすのが簡単です。

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